気が付いたらできていたおでこのシワ!
なんで?なんで?こんな目立つ所に!…というように、40代になると急に気になりはじめたという方も多いのではないでしょうか。
かなり年齢を感じさせてしまうおでこのシワは、できてしまうとなかなか消しにくいと言われています。
なるべくできはじめの浅いうちからケアして、年齢を感じさせない若々しい肌をキープしましょう!
まずは、おでこのシワができる原因を徹底的に調べてみました!
おでこのシワにも種類がある!
顔にできるシワには、大きく分けて2つの種類があります。
表情ジワと乾燥ジワです。
表情ジワは、笑ったり怒ったりなど表情のクセによってできるシワです。
ほうれい線や目尻、眉間などにできるシワなど、表情筋がある部分にできるのがそうです。
10代の頃は肌が元気なので、表情を作った時だけにシワができて、すぐに戻るのですが、年齢を重ねると表情を作っていない時でもシワが残ってしまいます。
乾燥ジワは、肌の乾燥によってできるシワです。
乾燥ジワは、さらに2種類に分かれます。表皮ジワと真皮ジワです。
表皮ジワは、ひとつひとつが浅くて細かいシワで、ちりめんジワとも言われており、年齢とともに増え、それが重なり合って太く大きなシワになってきます。
真皮ジワは、肌の奥にある真皮のコラーゲンが減少してできる深いシワなので、真皮ジワにまでなると結構深刻です。
おでこにできるシワは、眉間にできる縦ジワか、横に大きくできる横ジワですね。
これらはどの種類のシワにあたるのでしょうか?
おでこの縦ジワの種類
おでこにできる縦ジワは表情ジワにあたります。
眉間にシワをよせるクセが原因です。
肌が乾燥しコラーゲンが減少した状態で、同じ表情を繰り返すことで肌がシワとして記憶してしまったのです。
おでこの横ジワの種類
おでこにできるシワはほとんどが横ジワです。
横ジワは真皮ジワにあたります。
加齢などによる真皮のコラーゲンの減少や肌の水分低下、表情筋の衰えや頭皮のたるみなどが原因で、真皮までに達する深いシワになったものです。
おでこのシワができる原因って?
おでこのシワの種類は、表情ジワと真皮ジワでした。
肌が健康な状態の若い時は、肌の基礎土台である真皮のコラーゲンも多くしっかりしているので、表情ジワや表皮ジワなら一時的にできてもすぐ元に戻ってくれます。
でも、だいたい40代あたりから、目立つシワとして残ってきて悩みの種になってきます。
深い真皮ジワにまでなってしまうと、なかなか消すのは難しい…。
まずは、原因を探っておでこのシワができてしまう状況を洗い出しましょう!
肌の老化によるコラーゲンの減少
肌に弾力やハリを保ってくれているのがコラーゲンです。
コラーゲンは肌の基礎土台である真皮組織の約70%を占めていて、肌を内側から支えてくれています。
しかし、コラーゲンは歳を重ねるごとに減っていき、20歳あたりを境にガクッと急激に減ります。
あまり知りたくない事実ですが、なんと50歳すぎると20歳の時の約半分になってしまいます!
肌の基礎土台である真皮はスカスカになり崩れてしまうので、シワやたるみの原因となります。
コラーゲン減少の要因である紫外線
真皮を攻撃しダメージを与え、コラーゲンを壊しているのが紫外線です。
紫外線を多く浴びるほどコラーゲンは劣化し減少していきます。
コラーゲン減少のほとんどの要因といっても過言ではありません。おでこは日差しを受けやすい部分です。1年を通じてUVケアは絶対欠さないでください!
この恐ろしい紫外線については『もう焼きたくない!紫外線対策についての基本データまとめ』にまとめていますので参考にしてください。
おでこの乾燥
おでこは結構オイリーなイメージがあると思います。
乾燥とは無縁と思っている人はご注意を!隠れ乾燥肌(脂性敏感肌)かもしれませんよ。
脂っぽいのが気になってあぶらとり紙で拭いていませんか?1日に何回も洗顔料を使って洗顔していませんか?
ケアしているつもりが、おでこを乾燥させ、異常に皮脂を分泌させているかもしれません。
肌が乾燥すると、肌を守ってくれている角質層がスカスカに荒れて、紫外線を含む外的刺激をモロに受けてしまい、シワやシミの原因になってしまいます。
肌の乾燥については『あなたの乾燥肌はどのタイプ?タイプ別乾燥肌の簡単ケアまとめ!』にまとめていますので参考にしてください。
まぶたのたるみ
おでこのシワの原因として、まぶたのたるみがあります。
まぶたは常に働いている部分です。あまり意識したことはないと思いますが、だいたい3〜4秒に1回は瞬きをしているそうです。
瞬きをコントロールする目の周りの筋肉が、加齢にともない段々と衰えてきて、皮膚を支えられなくなってたるんできます。
目の疲れもたるみの原因と言われています。
また、女性は特に目力をつけるために、目元にがっちりメイクをします。
しかも落ちにくい!まぶたはとても繊細な薄い皮膚で覆われています。
強い洗顔をしていると、ダメージを受けてたるみやすいくなるのです。
まぶたがたるんでくると、視界が狭まってくるので、瞬きのたびにおでこや眉を上げます。
そうするとどうしても、おでこにシワが寄りますよね。それが続くとシワが固定され記憶されてしまうのです。
表情のクセ
- 何か考え事をしていると眉間にシワを寄せている…。
- 視力が悪くて、何かを見るときにしかめ面してしまう…。
- 眉を動かすクセがある…。
- 目を見開くクセがある…。
- 目元のメイクをする時、目を見開いてやってる…。
という人は、気を付けてください!
その表情を続けているとシワが固定され記憶されてしまいます。
もう一つ意識して欲しいのが、寝ている間の自分の表情です。
眉間にシワを寄せていませんか?シワを作ってしまう表情をしていませんか?
寝ている間ずっと、シワの形状記憶をせっせとやっている可能性があります。
穏やかな表情や体勢で眠れる工夫も大切ですね。
硬くなった頭皮
顔の皮膚と頭皮はつながっています。割と知られていませんが、思っている以上に頭皮は凝り固まっています。
頭皮が硬くなる原因は血行の悪さです。
肩や首の凝りや目の疲労、体の冷えや紫外線などによって、頭皮の血行が悪くなりドンドン硬くなってきます。
頭皮が硬くなると、抜け毛や髪のうねり、白髪などの悪い影響が出てきます。
でもそれだけではなくて同時に、硬い頭皮を支えるためおでこに負担がかかり、シワやたるみの原因となってしまいます。
おでこのシワの原因が、頭皮にも大きな関係があることを理解してケアしましょう!
スマホ使用時も注意!
手放せない必須アイテムになっているスマホ。
個人差はありますが、スマホを見ている平均時間は増えています。通勤時間などの暇つぶしには丁度良いですよね。
その時あなたはどういう体勢や表情をしていますか?
目線が下を向いていたり、猫背になっていたら要注意です。
長時間下を向いていると、目に周りの筋肉が弱くなりますし、長時間のスマホは目の疲労も重なり血行が悪くなります。
猫背もリンパの流れを悪くし、シワやたるみの原因になってしまいます。
なるべく目線を下げない位置でスマホを見て、姿勢も長時間の同じ体勢は避けましょう。
まとめ
おでこのシワを消す方法は『気になるおでこのシワをお金をかけずに消す11の方法!』で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。