身体を作る源である成分のシリカ(ケイ素)は、美容にとっても重要なものです。
世界的にも注目されており、美容意識の高いあなたもよく聞くキーワードでしょう。
でも、よく聞くけどシリカ(ケイ素)についてそこまで詳しくはない…という人もおられると思います。
シリカ(ケイ素)が何故こんなに注目されていて、いったいどんな効果があるのでしょうか。
シリカ(ケイ素)の本当の力を知って、美容はもちろん身体の健康維持のためにもしっかり効果的に摂取しましょう!
シリカ(ケイ素)って何?
シリカ(ケイ素)は身体を作る源の必須ミネラルです。
骨や血管、爪、髪、皮膚など様々な部分に含まれていて、これらの部分の成長や再生を促す働きがあり、身体を健康に若々しく維持してくれます。シリカ(ケイ素)は美容や健康維持の面からみても必要不可欠なものです。
厳密にはシリカとケイ素は違う!
市販されている商品によって「シリカ」「ケイ素」「水溶性珪素」など表示がバラバラですよね。
厳密にいえば「シリカ」と「ケイ素」は違います。
簡単に説明すると鉱物の状態がシリカ(SiO2)で、このままでは身体に吸収できません。
水に溶け出しイオン化している状態がケイ素(Si)で、この水に溶けた状態で初めて身体に吸収することができます。
美容に関連する商品であれば、正しくは水に溶けた状態の「ケイ素」なのです。
商品化されているものは勿論そこら辺はわかっていて、キャッチーに差別化するための言い回しなのです。
特にミネラルウォーターなど鉱物をイメージさせたい場合は「シリカ」を強調したいワケです。
なので、「ケイ素」=「シリカ」=「水溶性珪素」だと理解していいと思います。
この文章の中でも“シリカ(ケイ素)”という表記をしていますが、ケイ素よりシリカの方が認知度が高かったため、このような順番の二重表記にさせて頂いています。
シリカ(ケイ素)が美容に効果があると言われている理由って?
シリカ(ケイ素)は、身体のほとんどの部分に必要な成分で、美容はもちろん身体を健康に維持していくために欠かせません。
美容に関係してくる部分としては、
- 肌(皮膚)
- 爪
- 髪
- 便秘改善
- 歯
健康に関係してくる部分としては、
- 脳
- 骨
- 五臓六腑(肝・心・脾・肺・腎、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)
- 血管
- 筋肉
- 神経
…というように、ほとんどの重要な部分で必要とされている栄養素なのです。
不足してしまうと様々な影響が出てきますし、体内で生成できない栄養素なので、外部から意識してシリカ(ケイ素)を摂取する必要があります。
ここでは美容に関することに絞り、シリカ(ケイ素)の効果についてまとめていきます。
シリカ(ケイ素)は肌にどういう効果があるの?
シリカ(ケイ素)は肌にこんな効果があります。
- コラーゲンを体内で生成するのを助ける
- コラーゲン同士を取り纏め束ね強くして肌のハリや弾力を維持する
- 細胞間の隙間を埋めて肌の保湿をする
- コラーゲンと潤い成分のヒアルロン酸を結びつけ肌の潤いを保つ
- コラーゲンと肌の弾力を保つエラスチンを結びつけ肌の弾力を保つ
- 血管を丈夫にし体中の循環を保つため、血液に乗せて細胞に十分な酸素や栄養素を運ぶ
…などという効果があり、肌の再生をスムーズにしシワや乾燥から守ってくれます。
シリカ(ケイ素)は爪にどういう効果があるの?
シリカ(ケイ素)は爪にこんな効果があります。
- タンパク質(ケラチン)を体内で生成するのを助ける
- タンパク質(ケラチン)同士を取り纏め束ね強くして爪を丈夫にする
- 細胞間の隙間を埋めて爪の保湿をする
- 血管を丈夫にし体中の循環を保つため、血液に乗せて細胞に十分な酸素や栄養素を運ぶ
…などという効果があり、爪を丈夫に維持し健康な状態で爪が育成されます。
爪も肌の一部なので肌と効果がかぶっています。なので、肌が綺麗になれば爪も綺麗になるということです。
シリカ(ケイ素)は髪にどういう効果があるの?
シリカ(ケイ素)は髪にこんな効果があります。
- タンパク質(ケラチン)を体内で生成するのを助ける
- タンパク質(ケラチン)同士を取り纏め束ね強くして髪を丈夫にする
- 細胞間の隙間を埋めて髪の保湿をする
- 新陳代謝が活発でスムーズになるので、薄毛や白髪の予防になる
- 血管を丈夫にし体中の循環を保つため、血液に乗せて細胞に十分な酸素や栄養素を運ぶ
…などという効果があり、髪を丈夫に維持し健康なツヤとコシのある状態で髪が育成されます。
髪も肌や爪と同じくタンパク質で構成されていますので、またかぶっています。
シリカ(ケイ素)が不足せずしっかり摂取できていれば、気になる美容の大部分の悩みは解決するという事です。
シリカ(ケイ素)は便秘改善にどういう効果があるの?
シリカ(ケイ素)は便秘改善にこんな効果があります。
- 胃腸の働きを活発にし、便通を促す効果がある
- デトックス作用があり老廃物を体外に排出する
- 浸透性もあり血管まで入り込み血中コレステロールを排出する
…などという効果があります。便秘が改善されれば老廃物も排出され美肌やダイエット効果にもなります。
シリカ(ケイ素)は歯にどういう効果があるの?
シリカ(ケイ素)は歯にこんな効果があります。
- 歯を覆うエナメル質を強化し丈夫な歯にする
- 歯のカルシウム密度を強化する
- 虫歯になりにくくする
…などという効果があり、虫歯になりにくい丈夫な歯にしてくれます。
シリカ(ケイ素)ってスゴイ!
美容面で特化してシリカ(ケイ素)の効果をみてきましたが、シリカ(ケイ素)ってスゴくないですか?
シリカ(ケイ素)をしっかり摂取しておけば、だいたいの美容に関する悩みは解決してしまいます。
それほどシリカ(ケイ素)は身体にとって必要不可欠な成分だということです。
日々意識して摂取しておけば、身体は美しく健康に維持できるのです。
1日に必要なシリカ(ケイ素)の量って?
成人1日あたりのシリカ(ケイ素)消費量は10〜40mgといわれています。
目安の消費量に開きがあるのは、年齢や体格、髪や爪の長さなどによって1日に消費される量が異なってくるからです。
しかも体内で生成できないため、1日の摂取目安量は約30mg前後、少なくとも最低10~20mgは毎日意識して摂取しておきたいところです。
シリカ(ケイ素)はどうやって摂取できるの?
シリカ(ケイ素)を摂取する方法は
- 食べ物
- シリカ(ケイ素)の多く入ったミネラルウォーター
- サプリメント
…の3つあります。
食べ物
シリカ(ケイ素)を多く含む食べ物は、野菜や海藻類、イモ類、豆類などの食物繊維に多く含まれています。
しかし食物繊維は体内で消化できないため、煮込むなどの調理で食物繊維を溶かし水溶性のシリカ(ケイ素)にする必要があります。
あと玄米などは比較的吸収率も高いといわれています。
やはり食べ物からシリカ(ケイ素)を摂取するには吸収率も悪くなかなか難しいので、シリカ(ケイ素)の多く入ったミネラルウォーターやサプリメントで摂取する方が手っ取り早いでしょう。
シリカ(ケイ素)の多く入ったミネラルウォーター
地球の大地には多くのシリカ(ケイ素)が含まれています。
砂や石、岩や鉱物などに多く含まれている成分なのです。
その大地に雨が降り染み込んで古代の地層を通ってできたのがミネラルウォーターなので、シリカ(ケイ素)の成分がたっぷり溶け込んでいます。
市販の商品でもシリカ(ケイ素)に特化したミネラルウォーターは多くありますので、無理なく簡単に購入できますね。
普段からミネラルウォーターやお茶を飲んでいる人なら、シリカ(ケイ素)が多く入った商品に切り替えるだけで簡単に摂取量を増やせます。
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サプリメント
シリカ(ケイ素)を凝縮されたサプリメントは目安の摂取量を無理なく摂ることです。
市販の商品も多くなっていますので、習慣として取り入れやすいですよね。
サプリメントの種類も粉末やタブレット、ゲルタイプなどあります。
シリカ(ケイ素)には副作用はないの?
水溶性のシリカ(ケイ素)には副作用はありません。
シリカ(ケイ素)の安全性は“人の健康を損なう恐れのない事が明らかであるもの”として厚生労働省からも認められており、医療品の添加物としても認可されているので安心してください。
例え過剰摂取したとしても、余分なシリカ(ケイ素)は尿と一緒に排出されます。
まとめ