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除毛クリームって効果があるの?肌になるべく負担をかけずにしっかり除毛するには?

除毛クリームって効果があるの?肌になるべく負担をかけずにしっかり除毛するには?










露出の増える季節の悩みは幾つかありますが、やはり気になるのはムダ毛ではないでしょうか。

ちゃんと処理できていないとちょっと恥ずかしいですよね。

ムダ毛は永久脱毛しない限り、どうしても生えてきます。

かといって永久脱毛しようと思っても、専門医療機関の美容脱毛などに一定期間通わないといといけませんし、結構なお高い出費となってしまいます。

​できれば自分で手っ取り早く、しかもお安く除毛できたらありがたいですよね。

自宅でできる除毛方法は幾つかあります。

その中の1つの「除毛クリーム」について、その効果やメリット、デメリットをご紹介していきます。

除毛はどんな方法でも肌には負担でしかない!

自宅でできる除毛の方法は、

①カミソリなどで剃る
②毛抜きやワックスなどで抜く
③薬品で分解する

…と幾つかあります。

あなたが気になって調べている「除毛クリーム」は、③の薬品で溶かす方法です。

えっ!薬品で分解するって肌に悪くない?と不安に思われたかもしれません。

その通り、とても肌には負担なのです。

でも、①のカミソリなどで剃る、②の毛抜きやワックスなどで抜く方法も肌には大きな負担です。

カミソリやシェーバーなどでムダ毛を剃ると、皮膚まで一緒に剃ってしまい、肌は傷付き大きなダメージを受けます。

毛抜きやワックスやテープなどで毛を抜くのも、生きている毛根を引きちぎるので、組織を傷付け破壊してしまいますし、周りの皮膚も剥がしてしまったりと大きな負担となります。

どうやっても除毛するということは、肌にとっては負担でしかないのです。まずはそこを十分理解しておいてください。

その中で、なるべく肌に負担をかけない方法を選ぶしかありません。

では、除毛クリームはどういう効果があるのでしょうか。

除毛クリームの効果

除毛クリームには、主に医薬部外品に認められているチオグリコール酸カルシウムという成分が配合されています。

チオグリコール酸カルシウムは、毛の主成分であるケラチンタンパク質を分解し、除毛する効果があります。毛の内部からもろくさせ切断するので、パーマをかけたように縮れ溶けているように見えます。

除毛クリームの刺激はとても大きいので、メーカーが推奨している使用量と置く時間をしっかり守って使用しましょう。

使用する量が少ないとしっかり除毛できなかったり、長い時間塗ったまま放置してしまうとムダに肌の負担になってしまいます。

そして除毛クリームは肌の表面にある毛を除毛する効果はありますが、毛根に作用して生えないようにすることはできません。

だんだん生えなくなってくるなどという商品を見かけますが、それは脱毛や抑毛になってしまい家庭ではできない医療の範囲になるので全くのデタラメです。注意してくださいね。

除毛クリームのメリット

除毛クリームを使うメリットといえば、とても簡単で使いやすいという点です。

除毛クリームならいつでも自宅で簡単にできる

急なお誘いやちょっとした行事に合わせて、自分のペースで除毛したい場合に除毛クリームはとても便利です。

除毛クリームなら、クリームを伸ばすのも簡単ですし、後は洗い流すだけなので自宅でも簡単にできます。

除毛クリームなら短時間で除毛できる

除毛クリームの商品によって多少の差はありますが、塗って洗い流すだけなので、時間が最大でかかってもだいたい15分程度で簡単に除毛できて便利です。

除毛クリームなら除毛時に痛みがない

除毛クリームは薬品でムダ毛を分解するので、毛抜きやワックスなどで毛を抜くような痛みがありませんし、カミソリで剃った時に起こるカミソリ負けの心配もありません。

除毛クリームならムダ毛を処理する回数は減る

個人差はありますが、カミソリやシェーバーなどで剃っても、2〜3日もするとポツポツ黒く毛が生えてきます。

その都度こまめに処理をしないと気になりますよね。

でも処理回数が多くなると、肌にかかる負担も多くなってしまいます。

除毛クリームなら、だいたい1〜2週間くらいはムダ毛のないキレイな肌が維持できるので、その分ムダ毛を処理する回数が減り、肌の負担も減らすことができます。

生えてきた毛がチクチクしない

何かの拍子に女性の腕にあたった時など、チクッとしたことありませんか?

それはムダ毛をカミソリやシェーバーなどで剃る処理をしている特徴です。

カミソリやシェーバーは見える範囲のムダ毛を切るだけなので、どうしてもその断面が尖ってしまいます。

2〜3日後に尖った毛先が伸びてきて、あたるとチクリとします。

除毛クリームなら、分解されたムダ毛の断面は丸いので、伸びてきてもチクチクしません。

除毛クリームなら肌に伸ばしやすく、液だれしない

毛抜きは手の届かない場所の処理はできません。

カミソリやシェーバーだと、手の届く範囲はいいですが、背中など見えない箇所を無理に手を伸ばして剃ると肌を傷付けてしまいます。

除毛クリームなら、クリームなので肌を傷付けずにヘラなどで伸ばせてカンタンに広範囲で使えますし、液だれする心配もありません。

除毛クリームには肌に配慮した成分が配合されている

除毛クリームは肌の表面で薬品によって分解し除毛するため、やはり肌には大きな負担になります。

なので、できるだけ肌のケアをするような成分が一緒に配合されています。

潤い成分のコラーゲンやヒアルロン酸のほかにも、尿素やイソフラボン、フラボノイドなど商品によってそれぞれですが、できる限り肌を荒らさないで、肌を整え保湿するよう考えられています。

除毛クリームのデメリット

とてもカンタンで時間もかからない便利な除毛クリームですが、やはりデメリットもあります。

除毛クリームは肌に大きな負担をかける。敏感肌の人は避けるべき!

除毛クリームは、毛を構成しているタンパク質を分解して除毛します。

ところが、毛の周りにある皮膚もザックリいうと同じタンパク質で構成されています。

そうです、除毛クリームは皮膚のタンパク質も分解してしまうので、肌にはとても負担です。

肌を整える成分が一緒に配合されているものが多いですが、それでも敏感肌の人は赤くなったり、ヒリヒリしたり、かゆみが出たりする場合があります。

必ずパッチテストを行って肌の状態を見てから使用するようにしてください。

除毛クリームはニオイがキツいものもある

美容院でパーマをかけた時にする独特なニオイを思い出してください。鼻にツンとくるキツいニオイがしますよね。

除毛クリームはパーマ液の成分に近く、同じようなニオイがします。

それでもフルーティーな香りなどにして臭いニオイを軽減しようとするメーカーさんの努力により、ずいぶんと改善されてきてはいますが、よく換気をしながら気分が悪くならないように気を付けましょう。

除毛クリームの効果は1〜2週間くらい

個人差はありますが、除毛クリームで除毛しても効果は1〜2週間ぐらいで、またすぐ生えてきます。

除毛クリームは肌の表面近くにあるムダ毛を一時的に除毛する効果のあるもので、決して脱毛ができるワケではないので、毛根に作用して生えないようにすることはできません。

生えてきたら処理して…の繰り返しになります。

脱毛や抑毛効果を期待するのであれば、専門機関による美容脱毛を受けるしかありません。

結局どのムダ毛処理がいいの?

除毛クリームの効果や、そのメリット・デメリットを見てきました。

除毛クリームも、肌にとってはやはり大きな負担であるというのが正直なところです。

でも、ムダ毛をそのままにしておくこともできませんよね。

「で、結局どのムダ毛処理がいいの?」と思われたかもしれません。

自宅でできる除毛の方法は、

①カミソリなどで剃る
②毛抜きやワックスなどで抜く
③薬品で分解する

の3つでした。この3つの中で、どれが一番肌にダメージを与えないかになってきます。

曲がり角的には、③の薬品で分解する除毛クリームが、まだマシだという結論です。

それは何故かというと、肌への負担を考え消去法でいくと除毛クリームが残るのです。

一番避けたいのが、②の毛抜きやワックスなどで抜く方法です。

あなたも一度はやった事があると思いますが、この抜く方法が一番肌に負担をかけてしまいます。

生きている毛根を細胞組織から引きちぎっていることになるのです。毛根を引きちぎると時も痛いですし毛穴の奥は多少出血します。

繰り返し抜いていると、その毛穴が炎症をおこして膿んだり、跡が残ってシミになったりします。

また、①のカミソリやシェーバーなどで剃る方法も、皮膚まで一緒に剃ってしまい肌を傷つけてしまいます。

するとその傷口にかゆみが出たり、肌が乾燥してガサガサになってしまったり、シミになってしまうこともあります。

しかも、すぐ生えてきてしまうので、除毛クリームより頻繁に処理をしないといけなくなります。

処理回数が増えればそのぶん肌への負担も増えます。

除毛クリームの効果とメリット・デメリットについては、すでに上の項目で説明している通りです。

除毛クリームも一長一短な部分もあるのですが、3つの処理方法の中では一番肌に負担が少ないと思われます。

処理後に保湿などの肌ケアをしっかりしておけば、かなり肌の負担も軽減します。

ただ、敏感肌の方にはオススメできません。

敏感肌の方は、相談もできる専門医療機関の美容脱毛を受けられた方がいいかもしれません。

でも、決して怪しい安いサロンなどは避けてくださいね。

まとめ







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